株式会社タダノ技術研究所さん設計のチャックは、詳細な資料に基づいて模型パーツの設計をいたしました。
以下は製作風景です。 本物は鉄の切り板や角パイプが溶接で構成されています。 そこで今回は展示用と言う事で材料はアクリル板を主材といたしました。 アクリル板はレーザーカットすると鉄板のガス溶断のような雰囲気になります。 角パイプ部は箱に組んでから角を丸く加工し、溶接部分は、瞬間接着剤の粘度の高い物を電気溶接の様に盛りつけて硬化促進剤を吹き付けて表現いたしました。 そして下塗りのサフェーサーを吹き付けると さらに表面の状態が良く解って来ますので隙間や溶接部の修正を行なって上塗りをかけます。 次に付属する小物パーツを準備いたします。 これは油圧シリンダーですが、サイズ的に内部にコイルスプリングが仕込めましたので可動式といたしました。 パッドは黄色のスポンジをレーザーカットしています。 地道な作業を繰り返し必要分揃うと いよいよフレームに組み付けです。 まずはシリンダーを 固定して 反対側にパッドを差し込みます。 スプリングを仕込んでありますから このように動きます。 対面は 手動アジャストです。 小さなネジも 六角頭にしてこだわります。 最後に各タイプを確認し 納品です。 このようなモデルは実物の用途を良く調べ、自分が設計して現場で使っている風景を想像をしながら製作すると大変楽しいです。 余談ですがこの模型製作のきっかけは、高知の有る企業から文化庁に収める品物との事で請け負いましたのでその時は香川の川上さんとは繋がっておりませんでした。
by thermal-kobo
| 2010-01-18 22:18
| サーマル工房で出来る事
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