ライハーの塗装

弊社掲示板にて、ライハーを所有されている愛好者様から胴体の塗装について書き込みがございました。

1/7.5ライハーキットは、現在白色ゲルコート仕上げで出荷していますがコストアップの都合で胴体左右の継ぎ目が目立ったままです。

準完成品ハイグレードの場合は、完全下地処理仕上げした上でウレタンクリーム色塗装で出荷しています。

ご質問のユーザー様は調色した塗料を吹き付ける手段をお持ちでないとの事ですのでDIYで入手出来る機材で仕上げられる方法を説明させて頂きます。


まず胴体全体を#240位のサンドペーパーでゲルコートの艶が消え、継ぎ目の段が無くなるまでサンディングします。

次ぎに市販のラッカーサフェーサー(左)やプライマーサフェーサー(右)を
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胴体に吹き付けて乾燥を待ちます。

その後、胴体表面の状態が良く解るようになりますので凹んでいる所はパテ処理いたします。

特にジョイント部は段差等が出て来ますので、硬化剤を使用するポリパテがお薦めですが小さなピンホール等はプラモデル用のラッカーパテや木工パテでもかまいませんので必要分盛りつけたり摺り込みしたりいたします。

硬化したらあらためて#240のサンドペーパーで全体をサンディングし、サフェーサーを吹き付けます。

乾燥後、表面が均等に仕上っていれば#320位のサンドペーパーもしくは耐水ペーパーで軽くやすり、ライハーの場合は市販のクリーム色近似のラッカーを吹き付けて完成です。
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各塗料メーカーで色調が違いますので主尾翼にオラライトクリーム色を使用される場合は慎重に選んで下さい。
by thermal-kobo | 2013-04-06 19:36 | 製作のポイント
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