30年ほど前に自作してガレージキットとして販売していたシュワイツアーですが、この度ご縁がございまして一時帰省となりました。
当時この機体をピュアグライダーとして仕上げた場合、サーボ等のメカを一杯前に搭載しても相当のバラストが必要でしたから、この際モーターライズ化してみる事にいたしました。 機体サイズから小川精機さんのOEM-3820-1200-Wモーターが適合いたしますが こままでは機首からシャフトが出ません! そこで セットされているモーターシャフトをバックマウント用に押し出して 機首にΦ5のシャフト穴を開けてモーターを差し込み、バックマウント位置とダウンスラスト位置のおおよその位置をマーキングいたします。 次にモーターマウント部の胴枠を作る為、バルサ材で断面型を根気よく摺り合わせしてゲージを作る事に 片側が出来たら反対側も断面が合うかそのゲージで確認しますが、流石♪30年前に作った物でもほぼ合いまして作業がはかどります♡ 次はスクラップベニヤを用意し たたき台のモーターマウントのケガキを行い モーターシャフトにダウンスラストが付く様、穴位置も決める そして外周をFRPの厚さ分を差し引いてカットし 胴体内面に合わせ微調整。 上手く行けば マウントにモーターを仮止めし 胴体にセットして 機首からシャフトが9ミリ程度出て、モーターカンが胴体内部に接触指定なければOK! 最後に 極めてアバウトですがダウンスラストがそこそこ付いていれば、これもOK! それでは本チャンのマウントを作る為、たたき台をゲージにして 航空ベニヤにコピー♪ これらの作業はジクソーでカットし、全てアナログです。 仕上げは本チャンのマウントにモーターをセットし、胴体に差し込んで位置を決め 瞬間接着剤でマウントのポイントを仮止め後、モーターを外し FRPと木材に有効な接着剤を周囲に塗って 完成です! 尚、さらにFRP機首部に内径5ミリのベアリングを装着すれば完璧です。
by thermal-kobo
| 2014-06-03 21:06
| モーターの取付け
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