テープヒンジの貼付け方

弊社では主尾翼がフィルム張りの場合、ヒンジはポリエステルテープを推奨しております。

キットに付属しているテープは、十分の量が有りますので、1〜2年位経過しましたら交換すると安全です。

まず


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主翼にエルロンをマスキングテープで仮止めしますが!

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エルロン付け根隙間と


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翼端隙間が均等になっている位置にして下さい。


そしてエルロンを180度近く上に折り曲げて

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エルロン裏側にテープを貼付けます。

気泡が入らず、ヒンジラインがテープセンターに合うよう、入念に作業します。

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上手く行かない場合は納得するまで、何度でも貼り直します。

エンドはきっちりカットし、めくれないようにしっかりテープの端を指で押し付けます。

次ぎにエルロンをニュートラルにもどして

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仮止めテープを剥がします。



そして
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後縁が揃っているか確認し



その位置で
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テープで仮止めいたします。



そこで
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主翼とエルロンの間におよそ0.5ミリの隙間が開いているのが理想です。

これは、隙間が無いと下げ舵が突っ張って動きが苦しくなるからです。

ですから、生地の時にフィルム張り分も考慮してあらかじめ隙間が出来る仕上げをして置くのがポイントです。



次ぎに

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エルロン上面に一気に気泡無くテープを貼り


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エンドをきっちり仕上げ、

最後に上と


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下に
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動かしてみて問題無いか確認して完成です。

エレベーターやフラップも同様に行います。
by thermal-kobo | 2008-04-01 00:41 | テープヒンジ
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