キャノピーを固定するマグネットの取付法

最近の弊社スケールグライダーは、ほとんどの場合、キャノピーロックにマグネットを使用しております。

従来はピストンにバネを仕込んだキャノピーラッチが主流でしたが、パーツのコストと小さな溝を開ける難しさやセッティングの微調整で難易度の高い工法でした。

今回は、ツインアクロを教材として

私なりの方法を解説させて頂きますので

これを参考に皆様でより良い工法を生み出して下さい。

まず
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キャノピーフレームを組み立て、胴体外周よりキャノピー厚み分以上に擦り合わせまます。

次ぎにフロントのノックピンをセッティングし、フレームをシンメトリーにテープで固定してフレームマグネット穴に合わせ、マジック細字で胴体側にケガキ線を入れます。

そして、マグネットがピッタリはまる穴を加工し


マグネットをはめ
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セロハンテープを貼ってマグネットを仮止めし

内部から
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瞬間接着剤かエポキシを塗ります。


固まったらテープはそのままにして
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キャノピーフレームをセットします。
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そして胴体側マグネット極性に合わせてマグネットをフレームにはめ込んで
接着剤でマグネットを接着します。

固着後、セロハンテープを剥がして
再度キャノピーフレームをセットし、固定を確認いたします。


キャノピーを外す時は
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キャノピー後部を横にずらして磁力を解除し

上に
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開放いたします。
# by thermal-kobo | 2008-06-09 22:07 | キャノピーロックマグネット

グルナウベビー1/5その4

出来上がった主翼にヴィンテージフィルムを張ります。

まず、必要以上に大きくフィルムをカットして
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主翼に乗せます。

※大きくカットするのは、シワが出ないように引っ張る為!


アイロンは低温付近。
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まず、ポイントを止めて行きます。
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次ぎに、貼付け部周囲をアイロンで加熱します。
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この作業は、アイロンの動きが全て外側に寄せるように行います。

そして余分をカットします。
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およそ5ミリほどのりしろを残してカッターで軽く切れ目を入れて

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余分をはぎ取ります。

カットした後を
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アイロンでのりしろ部分に封じ込められた空気を内側から外側に寄せるように加熱いたします。

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フィルムのエンドが目立たなくなりますし、しっかり張り付きます。

最後に後縁部分も
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エンドをカットします。
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完成!
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# by thermal-kobo | 2008-06-06 21:57 | グルナウベビー

グルナウベビー1/5その3

一瞬天気がよかったのでウレタンクリアーを吹き付ける。
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しかし、かなりテカテカなので

#320サンドペーパーで軽くサンディングします。
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白っぽくなりますが気にせず全体を均等に仕上げます。

次にコンパウンドの中目と細めで磨くと
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画像左のように渋くなります。右側は未処理。

角度を変えて
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違いが解りますでしょうか?
もはやバルサとは思えない質感になります。
# by thermal-kobo | 2008-06-04 15:59 | グルナウベビー

グルナウベビー1/5その2

しばらく手がつけられなかったグルナウベビーの木工ニス塗りを再開した。

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主翼は、前に一回塗っていたので#240サンドペーパーで空研ぎし、再度木工ニスを吹き付ける。

胴体も同じように塗って研いで待た塗って
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だんだん滑らかになり、深みが出てきます。

今回はノーズもバルサで造形し、完成後、内部をくりぬいてモーターを搭載いたします。
理由はノーズがプラスチックだと胴体他の木部と色が合わないからです。
# by thermal-kobo | 2008-06-01 20:32 | グルナウベビー

Ka-6CR

いつか作りたい機体のKa-6CR。
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カーエイトと並べてみたい!

Eタイプはキット化されているが、このCRはモデルが見当たりません。

今回も関宿滑空場の皆様のご協力により取材させて頂きました。



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これらの画像は、模型を製作する目線で私が撮影した物です。
# by thermal-kobo | 2008-05-30 22:55 | 実機資料